2019年9月はここ
10月1日(火)「消費税アップの日にやるか・・・の風さん」
10月になった。頑張らねば。寝たら死ぬぞ。ボーっと生きているんじゃねえよ(笑)。
朝食後、1階と2階の洗面所のパイプの通りをよくするために薬液を流した(月初のルーチンの一つ)。
今日はルーチンと片付けを普通にやってから、原稿の修正に取り掛かった。
遅い昼食に冷やしうどんを食べたあと、早めのコーヒータイムをとり、そのまま自宅で2回目の点滴……と思ったら、点滴のセットの一つが足りないことに気が付いた。使い捨てだと勘違いして廃棄してしまったのだ。粗忽者は死んでも治らない。ボケて粗忽がひどくなっても、なかなか気付かれない。困ったものだ。
結局、夕方、その部品を入手するため、キャメロンで動物病院へ向かった。今日は朝から気合が入っていたので、体調は万全である。
部品を購入した後、予定外の行動に出た。予定とは月間計画ぐらいの予定のことだ。今日やる予定ではなかったという意味。GSへ向かったのだ。
来週以降の外出の可能性を考慮すると、ついでだったので、給油することにしたのだ。こんなことをうだうだと書いているのは、今日から消費税アップだからだ。分かっていたら、昨日以前に給油していたよ。粗忽者は粗忽を連発する。
こんな粗忽者はGSへ来ていないだろうと思いきや、通常通りと言うか通常以上に給油のクルマがいて驚いた。クレジットカードで購入すると通常以上の割引(ポイントバック)でもあるのだろうか。私はプリカなので、プリカ価格で購入した。
帰宅し、晩ご飯前にちび助に点滴した。通算4回目なので、いくらか手際も良くなってきた。
その後、原稿の修正に取り組んだが、終わらない。疲れてきた。
晩ご飯後、疲労が重くなった。執筆の続きをやるためには、少し休む必要があった。
しかし、寝たら死ぬぞ、という教訓を守らなかったために、ソファで目が覚めたら午前1時半だった。
就寝は午前3時半。原稿は仕上がらなかった。やれやれ。
10月2日(水)「色々あっても日常・・・の風さん」
朝食後すぐキャメロンでJPへ行った。レターパックを購入して、その場で封入して投函した。増税に間に合わなかったので、10円値上げしていた。のろまは、こういうところで損をする。一生、大金は身につかないか(^_^;)。
ワイフはクルマで出かけた。
来週のセミナーのために hairdye をしておいた。続けて、今年更新したコンロとレンジフードの掃除をした。アルカリ系の洗剤があることを昨日確認してある。その洗剤の値札を見ると、30年以上前に住んでいた社宅の近くのスーパーのものだった。物語が見えてきた(笑)。
外見上はきれいだが、キッチンペーパーに洗剤をしみこませて、それで拭いてみると、黄色くなる。油がついているのだ。当然だ。放っておくと、これが酸化して黒くべったりと貼りつく。そうなると掃除は困難になる。そうならないためには、せっせと掃除するしかない。分解した部品は、アルカリ系の洗剤で油を拭き取った後、中性洗剤で洗い流した。
昼食は卵かけご飯とお茶。少しでも体を動かして仕事をしたせいか、美味しくいただけた。ごっつぁんです。
ルーチンと片付け(身辺整理)をした後、原稿の手直しの続きに着手した。
午後の休憩は袋入りのドリップコーヒー。かつて愛工大で非常勤をしていた時、講師控室に備え付けてあり、必ず1杯淹れて飲んだことを思い出す。あれも日常になっていた。日常は自分自身であり、特別なものではないが、大切なことである。しみじみ。
執筆の続きをしている間にワイフが帰宅した。予想より1時間以上も早い。
いつもより早いホットタイムになった。その後、ホットタイムの前にやる予定だった仕事をした。ペット保険の申請書の記入である。今夜、主治医と相談しなければならない。
時間になったので、ちび助を病院へ連れて行った。まだ点滴のサイクルが不規則なので、体重測定が正確ではない。それでも、今日まで、病院で2回、自宅で2回点滴を自分で実施したので、今後、1日おきに実施することで決まった。病院へは中3日で行き、その3日の真ん中で私が自宅で点滴する。
ペット保険会社に電話して相談した結果を伝え、申請してみることになった。主治医がレシートを丹念に見てくれて、病気の猫用ではあるが、キャットフードやミルクは申請できないとのことだった。申請すれば、ペット保険会社から病院に電話があるだろうから、こういった相談は重要である。申請書ができたので、たくさんあるレシートの整理を自宅でやらねばならない。
帰宅して晩ご飯の後、ワイフが録画してある朝ドラを観ようとしたが、録画だけでなく、そもそも現在放送されているチャンネルはどこも観られなかった。信号レベルが低下しています、というメッセージが出っぱなしで、接続線を色々と動かしてもだめだった。またケーブルテレビに来てもらうしかない。
中断していた原稿の修正作業をおこない、編集者へメール添付で送信を完了したのは、午前1時だった。
疲れた。就寝は午前2時半。
10月3日(木)「ペット保険請求の準備・・・の風さん」
ちび助が元気なので、私も頑張らねばならない。
朝食後、年金関係の書類を近くのポストまで歩いて投函してきた。万歩計は700歩になったので、往復で500歩強しかないようだ(^_^;)。それにしても、夏みたいな強い日差しだ。台風が日本海上を北上していて、列島には風雨が強まっている。局地的に30℃をこえる場所もあって、10月とは言え、異常気象は続いている。
ルーチンと片付けのあと、今日最大のミッションに着手した。ペット保険の請求のための領収書の整理と郵送準備である。
昼食後もこのミッションに取り組んだが、昨年の発病以来約11か月の間に、通院を繰り返した結果、領収書の枚数は約100枚である。ちび助を生かすため、もう必死だった。最近は、自宅でも実施することにした点滴は、1日おきである。これはちび助の通院の負担軽減と、いくらかの費用節約になる。そうは言っても、このペースというか負担は家計への影響大なので、ペット保険が適用されることを切に願っている。そうなると、保険対象治療費は半額となる。
午後から徐々に天気が崩れ、夕方、強い雨が降った。
このミッションだけで疲れてしまい、夕方のホットタイムの後、気晴らしのため、ワイフの買い物について行った。100円ショップで低負荷のハンドグリッパ―を買ってもらった。まるで子どもだな(笑)。
晩ご飯の後も、疲労が消えず、今夜も早々に閉店となった。ちび助に笑われるぜ。
10月4日(金)「ケーブルテレビのトラブル・・・の風さん」
ワイフは今日も終日外出。
昨夜最後まで完成させられなかったペット保険の郵送準備をした。A4の書類はどっさりある。定型外封筒と一緒にはかりに載せてみたら、150gのところを針が指した。以下か以上か分からない。以下なら、220円。増税前だったら205円。以上なら250円だ。減らす工夫はやめて、JPへキャメロンで走った。
JPの冷徹なはかりが151.5gを指した。250円。チーン、という場面だった(笑)。
帰宅して、料金表を再確認すると、150g以上250gまで、増税前も後も250円だった。何となく得した気分(嘘だろ)(^_^;)。
ルーチンをこなした。
数日前からケーブルテレビが信号レベルが低くて全く観れなくなったので、電話した。
卵かけご飯とお茶だけの昼食を終えて、片付けをしているころ、ケーブルテレビが来た。事前の電話では、夕方とのことだったが、早!
テレビに入る前の信号レベルが「映るレベルではありません」とのことで、屋外の信号入力中継点へ。ここからずっと立ち会うことに。日差しが強くて暑い。高所作業ができるトラックで来ていたので、難なく目的の場所へ。「ここもダメです」とのこと。次は、トラックを移動させて電信柱へ。そこには幹線から入った信号が4か所へ分岐できるソケットがある。「ここもダメです」とのこと。我が家以外に2軒に配線されているが、「恐らく屋外にブースターを設置して信号増幅して観られるのでしょう」とのこと。我が家のブースターは、キャンペーンで無料配布されたものだし、リビングのテレビしか観ていないので、テレビの直前に設置してあった。信号レベルが思いっきり劣化したところでは、増幅しても歪んでいて使い物にならないとのこと。
お向かいさんが出てきたので、テレビの映りを尋ねたら、今日は全く映りませんとのことだった。我が家と同じで、あまりテレビを観ないので、とりあえず放っておいたらしい。
来てくれた業者は、「幹線は担当ではないので、専門家が来るように連絡しておきます」と言った。しかし、それまで少しでも改善できるようにと、空いているソケットに同軸ケーブルをつなぎ直し、屋外の中継点にある雷対策も外してくれた。すると、全チャンネルが観られなかったのが、半分だけ映るようになった。
近所の1軒を訪ね、テレビの映りを聞いてみたら、以前調子が悪かったので連絡してブースターをつけてもらったら観られるようになった、でもブースター代が1万円以上もした、とのことだった。なるほど。
再び書斎で作業をしていたら、早くも、次の業者がやって来た。早速電信柱へ。同じタイプのトラックで来たので、高所作業だ。
結局、ソケットを交換することになった。お向かいさんがまた出てきたので、部品を交換中だと伝えた。業者は、私がさっき訪問して確認した1軒へ、しばらくテレビが観られないと断りに行った。
取り替えたソケットは真っ黒で、焼損しているように見えた。早速、テレビを確認すると、見違えるようにきれいに映っていた。
コーヒーを淹れて飲んだが、立ち合いですっかり疲れてしまい、そのままリビングでダウン。
ワイフの帰宅は遅かった。
晩ご飯後、ちび助に点滴をした。うまく行った。これで、病院で3回、自宅で3回、自分で点滴をした。だいぶ慣れてきた。これで、ちび助の体調が安定してくれれば、1日おきの点滴が実現する。ちび助にとってはクルマでの往復の負担が減る。ペット保険が適用されるようになれば、我が家の経済的な負担も軽減するが、こればかりはまだ分からない。何とか保険適用を認めてほしい。
10月5日(土)「低調な日常・・・の風さん」
ルーチンを終えて、庭のログの点検に行った。1か所の窓の開閉ハンドルが破損しているので、私が修理を宣言しているのだが、簡単にできるものではない。再度、現地・現物を確認し、修理の方向性を決められるか、頭をひねったが、やはり難しい。簡単に分解できないことも分かった。またしばらく検討を保留することにした。ついでに、ドアノブも見た。具合が悪いとのことだが、壊れているようには見えなかった。今度、時間のある時に分解してみよう。
今日は、片付けは中止して、気になっていた秋田への電話をしてみた。2度目のコールで先生とお話ができた。ご高齢ながらよく調べてくれていて、感謝の言葉もない。しかし、これ以上無理を言ってはいけないようだ。こちらも、時間をかけて少しずつやっていくしかない。
明後日の打ち合わせのためにやっておくことがある。長編小説の原稿は温めておいたので、だいぶ頭も柔らかくなっているだろう、イッキ読みに取り組んだ。しかし、やはりこれはかなりの長編だ。読み飛ばすことはできない。冷静な頭で気になるところが続々と出て来る。直せるところはすぐ直す。
昨日点滴をし、薬も飲ませたのだが、ちび助の様子はあまり変わらない。上京中の元気さが戻らない。1日おきの点滴が最も効果があると思ったのだが、……。この点滴ペースは維持するとして、ミルクも復活させた方がいいのだろうか。
いつもの就寝時刻まで頑張ったが、思ったほど仕事ははかどらない。うーん。出るのはため息ばかり。
10月6日(日)「またちび助とシンクロ・・・の風さん」
普通に起床。朝食を摂り、ちび助をキャメロンで病院へ連れて行った。
1年365日やっている病院なので本当に助かる。とはいえ、日曜日は午前中だけだ。
1日おきの点滴態勢に入っているが、上京時のような効果がまだ見られない。体重を測定したら微減だった。がっかり。点滴にはもう慣れたので、今日は主治医にやってもらったが、ワイフがいないので、ちび助のホールドが一人では難しい。でも、何とか終了。
帰宅し、昼食は卵かけご飯とお茶。最近これが多いな。疲労が出たので、ソファで1時間ほど横になったが、ちび助は次女の部屋から出てこない。やはり通院はちび助も負担なのだろう。当面は、中3日になるから、いくらかちび助も楽になる。うまく行けば、中5日にして、私が2回点滴をすることもあり得る。
天気は良いが今日も風が強いな。
明日の打ち合わせのために原稿を読んでいるのだが、あまりの長編のため、最後まで読み終えるのは難しそうだ。やれやれ。
レギュラーコーヒーを淹れて飲んだ。が、仏壇にコーヒーを供えるのを忘れた。ボケだ〜。
遅くワイフが帰宅し、晩ご飯後、またエネルギー切れになった。仕方なく、気合いだけで原稿を読んだ。
それでも、もうタイムリミットなので、明日の準備を始めた。明日は、編集者との打ち合わせが2つ。明後日はセミナー講師だ。持っていくものは必要最小限にする。天気は明日の夕方から崩れる予報なので、傘も必要だ。
とにかくちび助がイマイチ元気がないので、私も元気がイマイチ出ない。上京の準備にも気合が入らない。
10月7日(月)「上京して打ち合わせ・・・の風さん」
いつもより少し早く起床。昨夜シャットダウンした執筆マシンを再立ち上げし、都内のルート探索をし、チビ助にも薬を飲ませ、バタバタと準備して出発した。幸いワイフが時間があったので、駅まで送ってもらえた。
新幹線の中では途中だった原稿読みの続きをひたすらやった。細かな要修正点よりも、全体的な課題がしっかり見えてきた。
慣れたルートで神保町の三省堂に到着。先日、名古屋のゲートタワーの三省堂で購入できなかった本を検索してみたら、在庫がなかった。売れているのだろうか。売れているのだろうな。本が売れていなければ日本の将来は暗い。きわめて質の高い文章に触れることは、日本人の教養を充実させるだけでなく、精神を涵養させる。文化レベルを維持できる。書きなぐったようなネットの文章は、基本情報といった価値しかない。そのまま頭脳になったら危機である。もちろん、この気まぐれ日記も、頑張って書いてはいるが、ネットの中の文章の一つだ。質の高い私の文章は、拙著をお読みください。
いつものように2階の喫茶室で、児童書の専任エージェントと打ち合わせをした。修正原稿の完成度が高まっているという評価だったので、今後の大きなスケジュールについて相談した。年内は次の児童書の第一稿に注力することになった。
その後、神田駅近くまで歩いて、歴史長篇小説の打ち合わせをした。事前に把握していた課題を共有することができ、これからどのように修正していくか、非常に中身の濃い打ち合わせができた。こういったことを議論できるのは、小説家として大いにやる気が出る。生きがいである。修正していくのは決してやさしいことではないが、この課題を克服できれば、良い作品ができるのは間違いない。
東京の天気予報は夕方から雨だったが、その通りになった。電車と地下鉄で明日のセミナー会場近くのホテルに行き、チェックインした。荷物を部屋に置いて、ホテルの目の前のラーメン屋に入った。軽い晩御飯のつもりだった。ところが、そこは言わば飲み屋のつながりで、酒も飲めるし、飲んだ人が最後に食べるラーメン屋だった。非常に辛い唐辛子のラーメンと、まるでラビオリのように小さい焼き餃子を食べた。変な晩御飯になってしまった。
だんだん雨が強くなってきた。
部屋に戻ったが、わずか2つの打ち合わせをしただけなのに、疲労を感じた。しかし、このままダウンしてはいけないと思い、PC を立ち上げてメールをしたり、明日のセミナーの予習をしたりした。アルコールも飲まず、それほど遅くない時刻に就寝できたので、今日はこれでOKとしよう。
10月8日(火)「全力主義だけれど・・・の風さん」
セミナー会場のすぐ近くのホテルだったので、チェックアウト前に、メール送信したり、雑務ができた。
幸い雨が上がっていて、気温もそれほど高くなりそうもなかったので、スーツにネクタイ姿で出陣できた(笑)。
もう何度もやっている品質管理のセミナー講師である。基本的に私の熱い想いが入っている内容を説明していく。途中でクイズもするし、演習を3つも入れてメリハリをつけている。最後には、受講生同志のディスカッションもやってもらう。これでどれだけ受講生のニーズにこたえることができたか分からないが、セミナーの前と終わり、途中の休憩で一人ひとりと会話しながら、悩みや疑問も聴いて、ピンポイントのソリューションも提示している。
そうやって全力投球するから、結果が悪くても、後悔が長引くことはない。何をやるにしても、それが私の人生スタイルなのだ。難しい言葉で「自彊不息(じきょうふそく)」という。理念は「汝、何の為に其処に在りや」だ。
セミナーが終わった後も、雨は降っていなかった。そんなに荷物が増えたわけでもないのに、重く感じられるのは、やはり疲れだろう。地下鉄を乗り継いで東京駅に着いた。
ゆっくりするため、珍しく弁当とお茶を買った。通常なら、パンかおにぎりである。出費も倍になった。
往路と同じように、こだまのグリーンに乗った。シートがゆったりしている上に、一人で2シート占領できるのでいつもこれだ。車内誌も入手できる。
往路もそうだったが、車内で無料のWi-Fiが使えた。たまに通信状態が不安定になるけれど、インターネットが必要な時は、スマホを通して(テザリングで)PCを使っていたので、便利になった。ホテルでは無料Wi-Fiが使えるので、そのうちテザリング契約もしなくてよくなるかも。
帰宅したのは午後10時過ぎだったが、真っ先にちび助の点滴をおこなった。ワイフによると、食欲がないとのことだった。せっかく1日おき態勢が整ったのに、病状はさらに悪化しているということか。また、気分が落ち込んできた。ベストを尽くしても、力不足なことは多い。
10月9日(水)「台風が来る前に・・・の風さん」
昨夜は点滴だけで、あとはそっとしておいたのだが、その後、点滴が効き出したらしく、ちび助の動きが少し活発になり、エサも食べ出した。
それなら、と今朝はミルクと薬の投与を再開した。頑張れ、ちび助! お前が元気でないと、私も力が出ない。
片付けていない次女の部屋から出た壊れた壁掛け時計を分解してみた。壊れた原因は電池の液漏れで、電池ボックスの金属備品は不食して脱落しているから、ムーブメントの交換ができるかどうか、ちょっと興味があった。すると、ムーブメントの交換が可能な構造であることがわかった。次に、ムーブメントが入手できるかどうかだ。こういったことに興味を持ち、ついついのめり込んでしまうのは、私の性格というか好奇心だろうが、自分らしさを維持することは生きていることそのものなので、簡単にはやめられない(笑)。
この手のムーブメントはやはり標準化されていて、針を駆動するシャフト部分の長さが3種類あるだけだった。次女の時計は中間サイズだった。これなら発注できると判断し、安価なものを選択して手配した。キャッシュレス決済の手続きをとったので、さらに安くなった。
ルーチンと片付けを終えたので、昼食時に、またちび助にミルクをやり、午後からかかりつけの病院へ行くことにした。やれることはどんどんやっておいた方がいい。
経過観察を終え、健康保険による健康診断について相談し、ここの病院で受けることにした。次回の経過観察のときが狙い目だ。連続してできるという。
帰宅してホットタイムを終え、またちび助にミルクをやった。ミルクと書いているが、補助食であり、一種の流動食でもある。受け付けてくれるだけ与えるしかない。キャットフードを腹いっぱい食べる元気はないからだ。
月曜日の打ち合わせ結果に基づいて、児童書の原稿の修正に着手した。これもやれるだけのことをやっておいて、早く次の仕事に取り掛からねばならない。
近付いている台風19号がかなり危険なやつで、週末は屋外での仕事は控えるというか、たとえ停電になっても過ごせるように準備が必要だ。
就寝前に、今日4回目のミルクをちび助に与えた。
10月10日(木)「ちび助の粗相・・・の風さん」
昨夜の就寝が遅かったせいもあり、今朝は寝坊。
朝食を終え、ちび助にミルクもやったが、ちび助の安静所になっている次女の部屋が気になって、ちび助の様子を見に行ったら、部屋で粗相をしていた!
1か所だけではなく、複数か所ありそうだったので、調べたら思った通りだった。具合が悪いと、部屋を出てトイレに行く元気もなかったのだ。早速、ワイフと相談して、応急処置を始めたが、粗相した場所だけきれいにすればよいという問題ではなかった。次女の部屋の片付けを同時にやらないといけないのだ。
とりあえず床にスペースをこしらえて……、と始めたのだが、これは大問題だった。
ルーチンだけさっと終え、インスタントラーメンの高速ランチを済ませ、床屋へ行くことにした。屋内のことは徹夜してでも、やるときはやるし、やれるが、屋外のこと、外部との相互作用が生じることは(難しい表現だな)さっさとやっておいた方がいい。まして、今は台風19号が着々と接近中だ。
JAで用事を済ませて床屋へ直行した。片道1時間以上かかる。終えて帰るときは、タイムリミットを過ぎていた。退社時間帯になっていた。有料道を利用することにした。かつての通勤ルートだ。40分ほどで帰宅した。
再びワイフと次女の部屋をチェックしたら、また新たな粗相か所を発見した。もうパニック状態である。
今日は病院へ連れて行く日だったので、主治医に診てもらったが、体重がまた減っていて、点滴の量を増やすことになった。粗相の件も心配だった。
帰宅し、ワイフはペット用のシーツを購入に行った。トイレの下に敷くシーツだが、緊急対応で、次女のベッドや床に敷いた。
今年、半年以上かけて長男の部屋を整理整頓したが、次女の部屋についても、似たことをして、ちび助の環境を整える必要があると思った。
晩ご飯後、児童書の修正を終えて、編集者へメール送付した。これで、一段落。
今日も、昨日に続いてちび助にミルクを4回与えた。当分このペースは守らねばならない。
10月11日(金)「台風接近の中で・・・の風さん」
台風19号がゆっくりゆっくり日本列島(本土あるいは内地と言ってもよいか)に迫っている。
繁茂した庭木の剪定にシルバーさんが駆けつけてくれた。以前から頼んであったのだが、忙しかったのだろう、今日になってしまったようだ。しかし、いつ雨が降り出すか分からない中で、頑張って作業をしてくれた。夕方まで雨は降らなかったが、剪定できなかった部分も多く、また来週の火曜日に来てくれるとのこと。ありがたい。
ちび助に2回目のミルクを与えたところで、やっと外出できるタイミングがやって来た。やれることは早め早めにやっておく方針を今のところ貫けている。
屋外の防災準備をしてから、JPへ行き、機械系同窓会の年会費を送金した。今回の会誌には恩師の猪岡先生の寄稿が掲載されていて、また啓発を受けた。恩師とは本当にありがたい存在だ。常に人生の道しるべを照らしてくれる。
続けて買い物に向かった。先ず、スーパーで段ボール箱を入手するため、レギュラーコーヒーを購入しておいた。台風が接近しているせいか、いつもたくさん置いてある段ボール箱が1つしか残っていなかった。大きいのが欲しかったので、満足できるサイズだ。次にホームセンター。ワイフから「もしあったら養生テープを」と頼まれていたが、その棚には人だかりがしていて、店員に尋ねると、売り切れだという。そうだよな。ついでに生活用品を様々購入した。最後に百均ショップへ行き、ホームセンターで見つからなかった品物を購入した。
帰宅し、2次電池の充電をしながら、懐中電灯類の用意をした。これまでの経験から、台風や豪雨に襲われると、あっけなく停電になる地域だ。近所で故障が起きるからでなく、遠い地域の停電がなぜかここまで影響し、そのせいか復旧が後回しにされるらしいからだ(推定が多い)。
ちび助の粗相対策が悩ましい。とりあえず次女の部屋の床にある物を、長男の部屋へ移動し、スペースを確保した。
台風で断水というのは可能性は低いが、そろそろバスタブに浸かるのも気持ちいい季節になってきたので、今夜、久しぶりに風呂を沸かした。
今日もちび助に5回ミルクを与えてから、私も就寝モードに入った。ちび助は動きが活発になり元気そうだが、食欲はイマイチである。
午後9時ころから雨が降り出したが、深夜になっても風はそれほど強くない。化け物はゆっくりゆっくり近付いてくる。
10月12日(土)「台風19号・・・の風さん」
台風とは思えない普通の雨と風で夜が明けた。台風19号は、当初の予想のやや東寄りを北上している。そのため、当地への影響は激しくないようだ。それと、北上速度が遅いため、急激な天候変化になっていない。
ワイフは昨夜からテレビの前に釘付けである。一番の心配は、茨城県の次女夫婦である。予想通りなら、今夜から明日にかけてもろに通過するからだ。
昨日までにやれる準備はほとんど終了しているので、今日は外出は絶対にしない。しかし、こういった覚悟は、事前にネットやテレビ、新聞の情報をふんだんに入手しているからで、それらを利用していない(あるいはできない)世帯も多い。当地も、団地内に有線の放送設備があるが、音は聞こえても「何を言っているか聞き取れない」のだ、私の場合。動体視力という言葉があって、動体聴力という言葉はないように思うが、英語のヒアリングのように、苦手なのである。だから、結果として「まさか」という悲惨な状況が起こる。それらを防ぐ努力は今後も必要だろう(評論家的意見でごめん)。
午前中は情報に注意しながらルーチンをこなした。遅いランチまでに、ちび助のミルクも2回与えた。今日は休養日みたいなものだから、昨日までの疲労が出たみたいで、午後はリビングで昼寝。
夕方のホットタイムにやっと起き出して、ニュースを確認すると、上陸予想地点が既に記録的な雨量となっていた。あらゆる公共交通機関がストップしているので、ほとんどの人は自宅待機状態だろう。あとは危険をどれだけ予測できているかだ。
晩ご飯前に、ちび助に点滴もした。その後、3回目のミルク投与も。
ワイフがさかんに次女夫婦の家の心配をするので、地図で確かめてみると、利根川から直線距離で約1キロある。間にあるのは住宅地と道路で、もし堤防が決壊したら確実にブロックできるものはないことが分かった。続いて、ライブカメラがないか検索してみたら、その利根川の某橋を映しているものがあった。平常時の写真もあり、いくらか水量は増えているが、橋げたはちゃんと見えている。堤防の様子は分からないまでも、目安にはなりそうだ。明日の朝までこのままなら大丈夫かもしれない。0メートル地帯が多い、東京都が最も危険だと思う。避難場所もないし。
と思っていたら、次女からワイフへのLINEメールで、警報が出ているらしい。それは深夜になり、避難警報という具体的なものになった。もうワイフは昨夜に続いて寝られない。当地は雨はほとんど止んだが、風は強くなっている。停電が心配だ。
私は、書斎へ行き、長編小説の修正方針を決めるための、再設計計画の準備に取り掛かった。準備が終わったのが午前2時で、それからシャワーを浴び、ちび助にもミルクをやり、就寝は午前3時近くなった。次女夫婦は無事らしい。
10月13日(日)「ワンチーム・・・の風さん」
昨日は一歩も外へ出なかった。外した万歩計をチェックしたら、904歩だった(笑)。おそらく独房の囚人に近い。
当地は台風一過の青空が広がっていた。しかし、風はやや強い。停電もなく無事だった。
台風は太平洋上に去った。最も大きな被害が出ると思った都内は無事で、周辺がひどかった。河川の氾濫である。耐えきれずにダムが放水したが、一気に放水したような印象がある。降雨量と貯水量から、下流で被害が最も出にくい放水量を計算することは可能ではないだろうか。リアルタイムで計算しながら、その数値に合わせて少しずつ放流するのである。ダムの放水の仕方に疑問を抱いた。
ルーチンに加えて、次女の部屋の片付けを少ししてから、ワイフと名古屋の次女の家へ出かけた。先月から予定していたことで、マンションの広いバルコニーで餃子パーティーをするのである。餃子の手作りは我が家の伝統である。
風はほとんどなく、お月様もほぼ満月で、持参のランタンの明かりも使って、非日常を感じることができた。
テレビは観なかったが、ラグビーのワールドカップで日本がスコットランドに勝ち、予選リーグトップで決勝トーナメントに進出した。快挙である。これはヘッドコーチと参謀の力が絶大で、4年近くかけて日本チームを育ててきた成果である。チームプレーにおいては、監督やコーチ、マネージャーなどの存在はきわめて大きい。ヘッドコーチが目指したのは「One Team」だったそうだから、足し算が掛け算にもなって、選手の力を大きく引き出したのだろう。すばらしい。
帰宅し、ちび助にミルクを飲ませ、台風の被害は確認せず、早めに就寝した。
10月14日(月)「予定外の片付け・・・の風さん」
大変な3連休の3日目である。今日も天気はまずまず。しかし、急に冷え込んできた感じがする。一気に本格的な秋に突入したというのか、本来の季節を取り戻したというのか、昨日まではやはり異常だったというのが正しいのだろう。
ちび助をキャメロンに乗せて、病院へ行った。走っているクルマは日常のような感じだ。東日本は台風の被害に愕然としているだろう。自然災害のない令和になって欲しいという願いも、初年から叩き潰されてしまった。
ちび助の体重は危険域の寸前でとどまっている。主治医に点滴の効果と注意点を教えてもらった。点滴が効かなくなり、むしろ逆効果になる状況と対処法である。点滴は大変だが、何とか現状を維持してほしい。
帰宅すると、いつものように病院で買ったキャットフードを少し食べ、トイレに入り、次女の部屋へもぐりこんだ。その部屋を少し片付けようと思って、作業を開始したら、ちび助の粗相の跡をまた発見した。少しだけと思った片付けを、気合を入れてやることになってしまった。ぬいぐるみ類を、2階の長男の部屋へ移動させた。
昼食にインスタントラーメンを作って食べたが、頭痛がし出した。予定外の作業のせいだ。首も痛くなってきたが、これは頚椎症か。とりあえずロキソニンのジェネリックから対策開始。
やっとルーチンと自分の片付けに手をつけた。頭痛がひどくなり、効率が上がらない。とうとう頭痛薬まで服用。
ワイフが外出していていないので、ちび助にミルクをやるのは難しい。今日は点滴もしてきたので、そっとしておいた方もいい。
夕方になり、レギュラーコーヒーでカフェインも摂取しながら、何とか自分の仕事を進めた。
ワイフが帰宅し、ちび助の様子を説明しながら、次女の部屋を片付け始めたことを報告した。ワイフも驚いて、掃除を始めたが、今からでは大変だ。
晩ご飯の後、書斎で執筆の仕事を再開した。今ごろになって頭が回転し始めた。今夜は適当なところでやめて、明日、また頑張ろう。
10月15日(火)「ちび助の食欲に驚喜・・・の風さん」
8時前にシルバーさんが来た。先週、剪定しきれなかったので、その残りをするため、台風明けに早速来てくれたわけだ。
昨年も来てくれた人で、今日は私が休憩時に茶飲み話をした。
自分もほとんどシルバーに仲間入りの年齢なのだが、いつまでたっても書生気分というか、いわゆる若造なので、わずかでも年上の人の話は謹んで傾聴する。質問すると、次々に知らない話をしてくれるので楽しかった。近くのお寺に来たお嫁さんが絵が上手で評判になっている話や、来年、ザクロに実を生らせる工夫など勉強になった。
今日も長男の部屋と次女の部屋の片付けをし、予定外ではあったが、気分は良い。
その片付けの原因を作っているのがちび助だ。今日は、びっくりするくらい食欲があって、キャットフードを何度も補給しなければならなかった。
昼食は卵かけご飯とお茶だけだった。それでも、体を動かしたせいで、ちび助のように食欲を感じた。
楠木誠一郎さんの新刊が届いた。まだ5年も先の話だが、お札のデザインが変わる。それにちなんだ本で『お札に描かれる偉人たち 渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎』(講談社)である。とても品の良い、というかレトロなカバーデザインで、これは売れる四六判だと確信した。お札に使われる3人も、好感のもてる人物ばかりだと思う。似非(えせ)偉人ではない。まじめな人たちだ。
夕方からやっと執筆の仕事を再開したが、難航している。困っているのではない。目指すべき目標が高くなったので、気合が入っているのだ。何をしているかと言うと、プロットの再構築である。これをしっかりやれば、原稿の修正はうまく行く。
ちび助が食欲があったので、今日のミルクは2回だけだった。
10月16日(水)「朝から晩まで日常?・・・の風さん」
目覚ましで7時起床。そのままパジャマでゴミ集積場へ、一杯になったミックスペーパーを捨てに行った。どうせ誰もいないだろうとの読みだった。確かにゴミ出しは私が一番だったが、集積場の前のお宅はご夫婦が早起きで、家の前を掃除していた(笑)。おはようございます。
午前11時までルーチンをこなし、それから裏の土地に出動した。今後の天気を考慮すると、今日中に草刈りをしておくべきだと思った。雑草はそれほど伸びていないが、ぺんぺん草みたいな丈の高い草があちこちで空を目指していて、駐車する生徒さんのクルマのドアの開け閉めに障害となる。ぺんぺん草(ナズナ)ではないが、その風情がぺんぺん草のような印象をもったので、そう呼んだだけ。
門柱を見たら、石が一つ外れていたので、セメント接着剤で固定してから、電動草刈り機を使って草刈りを始めた。バッテリー2個を使って、正午過ぎに作業を終えた。涼しかったので、シャワーを浴びるほどではなく、手拭いで体を拭いて終わり。日本手拭いは本当に便利だ。男に生まれてラッキーでもある。
子供部屋の片付けは今日もやった。ちび助のお蔭で作業が急になり、大変だが仕方ない。長男と次女に途中経過をあとで報告しなくちゃ。
そのちび助に点滴をしている頃、ケーブルテレビの作業者が来た。先日の工事の仕上げである。ケーブルは近々光になるそうだ。信号レベルが高くなり、映像はとてもきれいだ。ただし、私はほとんどテレビは観ないが。
すっかり疲れてしまったけれど、夕方からワイフとAEONに出かけた。1年に1回くらい)今月は誕生月でもあり)、私の生活必需品というか、衣類を購入しようということだ。空は秋晴れ。もうすぐ日も沈むけど、爽やかな季節を感じる。仕事があふれていなければ、もっと楽しいのだが……。
何年も前から買いたかったジーンズと昨年破損した靴とベルトを購入することができた(笑)。ワイフからのプレゼントになった。お洒落で衣服類を購入する時代はとうの昔に過ぎたというか、今はそういったゆとりもない。年をとるほど余裕がなくなるのはなぜだろう。不思議だ。
ついでに食料品を買い、晩ご飯を食べて家路についた。既に、外は真っ暗だった。
就寝前にちび助にミルクを与えた。点滴の効果で元気そうだ。しかし今日の私は、作家業は閉店状態だった。やれやれ。
10月17日(木)「悪寒戦慄にも負けず・・・の風さん」
この冬最初の……と書きたいところだが、この秋最初の悪寒戦慄(おかんせんりつ)を経験した。父が2月の寒い朝に心不全で死に、母も2月に心筋梗塞になったことがあるから、自分も冬期に心臓発作で死ぬ恐れがある。悪寒戦慄はその予兆のような気がする。これから徐々に対策を講じなければ……。
遅い朝食後、近所のポストに投函に行った。これは散歩がてらというのが正しく、往復700歩程度でも、歩くことは良いことだ。風の全くない曇り空の下で、急ぐ必要もない葉書を投函してきた。
昨日の点滴の効果で、ちび助が元気だ。食欲もある。私も負けてはいられない。
ドラッグストアに行き、気になっていた品物を割引で購入してきた。食品でなければ、すぐには劣化しないので、買い置きということになる。
執筆がはかどらないので、今日は雑務を根性で処理して、気持ちを軽くすることにした。
寝室の荷物を特殊物入れに移動した。ケーブルテレビの信号が復活したので、町の災害放送用機器をつないで元に戻した。今ごろになってかもめーる葉書が当選していないかチェックしたが、全部外れ(笑)。たまっている名刺のデータ保存。
昼食後、ルーチンと毎日やっている長男と次女の部屋の片付けの続きをした。いつ終わるか分からない作業だ。適当なところで今日の分は終了。
夕方から気になっている雑務の続き。だんだん気合が必要になる。秋田の某先生へ郵送する手紙や参考資料の準備を始めた。考えながら手紙を書いて、資料も並行して印刷を終えた。郵送資料一式がそろったので、明日、JPでレターパックを購入し、その場で投函する。その前後で、ATMで現金を引き出したり、入金したりするので、そのための計画を立てた。お金の計算をしながら、そろそろ70歳以降の年金計画を考えなければ、と思う。元々、70代に突入したら生活や行動はよりおとなしくなるので、少ない年金でやれると考えていた。60代の後半に入り、そうでもないかも、と不安になってきた(笑)。
晩ご飯の後、知人から頼まれた作品に対するアドバイスを考えた。アドバイスが難しい作品だと思ったが、映画の名作を引用しながら、適切なアドバイスをすることができた(と思う)。最後に、重要なメールを1件書いて送信した。
午前1時過ぎまで頑張って、少し肩の荷が軽くなった気がした。明日も、もう少しやりたい。
10月18日(金)「ちび助の治療費節約・・・の風さん」
昨日から天候が不安定。と言っても、天気予報通り。今日は終日雨のはずだ。しかし、屋内にとどまってはいられない。気合で雑務を処理し、もう少し肩の荷を軽くしないと、作家業に集中できない。
朝食後、雨の中、キャメロンで出発。JA、JP、UFJと渡り歩いて、現金の引き出しや移動、そして昨日予定した通りの投函を終えた。このプロセスの途中で大発見があった。ATMでは通帳記入を必ずやるのだが、申請していたペット保険がしっかり振り込まれていたのだ。かさんでいく治療費に対し、自宅点滴という離れ業に続いて、この保険適用はきわめて大きい。ちび助の体が治療を受け付けている間は、何とか治療を続けたい。そのための最大のネックは治療費なのだ。ま、とにかく、良かった良かった(^_^)。午後、保険会社から届いた明細をチェックすると、やはり処方食とサプリメントは保険の対象外だった。
帰宅し、卵かけご飯で高速ランチを終え、ルーチンや部屋の片付けプロジェクトにとりかかった。
当初計画の書斎や廊下の片付けは、中断するわけにはいかないので、今日も1ミリだけでもやっておき、突如巨大な負荷として目の前に立ちふさがった、次女の部屋の片付けと、そのための来年予定していた長男の部屋の片付けに着手した。次女の部屋のモノを移動させるには、先ず、長男の部屋の仕分けしてある段ボールを減らすことだ。本人は不要とは言っていたけれど、可能な限り廃却は先送りしたかった。しかし、そうも言っておられない状況なのだ。
元々片付けというか部屋の模様替えなど好きな性格なので、やり出すと、ついつい夢中になってしまう。今朝は、そうやって出したゴミ袋一つをワイフがゴミ集積場へ持って行ってくれたので、弾みがついた。
外出していたワイフが夕方帰宅し、ホットタイム後、ちび助を病院へ連れて行った。ここ数日、食欲が続いていたので、体重が微増。この調子でもっと体重を戻したい。帰りに、またケージの中でオシッコをしてしまった。どうも最近、下の方がゆるんでいる。病気と関係あるのだろうか。
晩ご飯後、ちび助の治療費節約の追加施策を打った。寿命が来ているブラウンのシェーバーの替刃を発注するついでにAmazonギフトを購入してポイントを稼いでおき、そのギフトを使って、病院で購入している処方食扱いのミルクを大量発注した。これにより単価ベースで27.5%割引になった。
気合で雑務処理をしたが、まだ大物がいくつか残っている。明日もやらねば。
10月19日(土)「終わりなき旅・・・の風さん」
昨日に続いて不安定な天気予報。ほとんど雨でたまに降らない時間帯もありそう。どうせ屋外に出られないなら、今日も、昨日に続いて、気になる雑務を処理しよう。
ルーチンにとりかかり、並行して hairdye 。これは来週の名商大での講義のためだ。学部生を相手に講義をするので、いかにも年寄りの先生では迫力がない(笑)。これが昼で終わった。
朝食はホットミルクだけだったので、昼食は卵かけご飯とお茶。なんだ、いつもと同じか。でも、このところ、昼寝の習慣はなくなっている。とにかく体を動かさねばならない。
ずっと気になっていて、少ししかやれてなかった、今後の生計予想に着手した。
退社して約6年になる。当初から退社後10年つまり70代突入まで、年金受給というか作家業以外の基本的な生活の糧である、年金収入計画は、年と共に変化する内容にしてあった。問題は70代突入後で、その年代からは大きな出費は減り、活動も低空飛行で安定的になると考え、年金収入は減ってもよいとしていた。ワイフの年金受給が始まるという甘い読みも背景にあった。
ところが、ワイフの年金予想額を聞いてビックリ、私の期待を大きく下回っていたため、我が家の収入は予想以上に減ることが判明した。これまで基本的な生活は年金で、と思っていたのに、それが甘い考えだったことが分かったので、70代突入前に準備しておくことがないか、検討することにしたのだ。
今日やったことは、2018年の生計実績をベースにして、70代突入後の収支をシミュレーションしたのである。すると、毎月の生活費を2万円減らすことができれば、何とか年金で暮らせることがわかった。この減額2万円こそ、当初、私が想定した活動が低空飛行で安定的になると同額であれば問題ない。
この結果をワイフに報告しかけたら、即座に「あなたがしっかり働けばいいだけでしょ?」と切り返された。確かにその通りだった。
夜は、来週の講義の準備をした。事務局からの要望があるので、昨年と同じではだめで、構成を変え、新たなスライドも必要である。この続きは、また明日だ。私の旅は終わりがない。
10月20日(日)「今日も終日作業・・・の風さん」
久しぶりに雨が降らない予報になっている。
今日も朝から黙々と作業を続けた。とにかく気持ち的に楽にならないと、創造的なことができそうもないからだ。
午前中の作業のラストは、屋外作業。門の前にある植木にクリスマス電球がからみついている。いつからこうなっているのかも分からない。植木(おそらくあすなろか何か)が伸びていて、先日のシルバーさんの剪定後にやっとクリスマス電球の存在に気付いた。先ず、電源ソケットをつないで点灯しないことを確認した。それから、ペンチを持ち出して、バラバラにカットしながら撤去して行った。鉄の枠と植木にからまっているので、そうしないと外せないのである。
風もなく多少日が差して、まるで秋の行楽日和のような気候の中、汗をかいて作業は終わった。ただし、鉄枠はそのまま。これを外すのも骨が折れそうだ。
卵かけご飯とキムチで高速ランチを終え、午後の作業に取り掛かった。
午後は、連日やっている部屋の片付けだ。次女の部屋では、雑巾がけもして、少しずつ進めている。
夕方、さすがに疲労が出て来て、部屋でウトウトしてしまった。その間に、宅配が、ちび助のミルクを届けに来た。
ホットタイムとちび助へのミルクやりをした後、ようやく元気が出てきた。
ちび助への点滴をはさんで、晩ご飯前に、講義の準備の続きをやった。あと2日で完成させなければならない。
晩ご飯後は、長編小説のプロットの見直し作業の続きで、何とか午前零時までに、プロットの見直しの大枠を終了したので、編集者へ中間報告としてメール送信した。このプロット見直しに基づいて、従来の章立て原稿の修正計画を作ることになる。
10月21日(月)「愚痴で終わり・・・の風さん」
天気は下り坂。JAへシルバーさんの作業代金を振り込みに行く予定だったが、ついでのあったワイフが代行してくれた。助かった。
外出がないなら、今日は屋内作業に専念だ。
先ず、朝食後に風呂洗いをした(笑)。これも屋内作業。今週は2回しか湯船に入らなかったが、ワイフはしっかり入っている。週一の簡単風呂洗いが復活だ。最近体を動かしているので、風呂洗いも楽だった。
ルーチンと自分の書斎の片付けをした後、最近頑張っている長男と次女の部屋の片付けを開始。今日やりたいことは、昨日のうちにイメージができている。それらの中で大物は、雑誌類の整理だ。捨てられるように、小分けしてひもで縛った。だんだん長男の部屋に次女の荷物を置くスペースができてきた。一方で、長男の部屋にスペースを作るだけでは、次女の部屋をスッキリさせられないことも分かってきた。長女の部屋や寝室にも一時避難として置く必要がある。
ちび助は元気そうだが、食欲はイマイチだな。足りない分、ミルクで補充だ。
夕方から講義の準備の続きに着手した。全体構成を見直すだけでもけっこうな時間がかかる。これが、晩ご飯の後も続き、講話のパートを除いてできた。講義は明後日なので、結局、前日に完成というギリギリパターンだ。やれやれ。どうして早々と完成させられないのか。悩みは深い。
今夜もシャワーを浴び、ベッドに入って、読書に専念。こんなところで作家業をやっても、帳尻は合わない。
外は雨。屋外の品物を取り込んでおくべきだった、と今さら後悔しても始まらない。
10月22日(火)「即位礼正殿の儀の陰で・・・の風さん」
昨夜、午前零時を過ぎたところで、久しぶりに本のネット発注をした。割引やポイントを使うことも目的の一つだったが、図書カードNEXTが使えることが分かり、最近書店で現品がないために何度か空振りだったリベンジまで果たすことができた。ラッキーだった。
今朝、書斎のブラインドを開けたら、ずっとそこにいた蜘蛛が巣ごと消え失せていた。台風でも持ちこたえていたが、体が大きくなり過ぎて、昨夜の風雨にたえられなかったのかもしれない。とすれば、自然の摂理といおうか、自然のしくみというのはうまくできているな、とあらためて思う。自然界に永遠の生命がないのは、自然界を永遠にするためなのだろう、地球存続のために人類が滅亡することもあり得る話だ。いやあ、朝から哲学者みたいになってしまった(笑)。
今日は天皇の即位礼正殿の儀で祝日である。噂ではトヨタグループは昨日も休みで連休になっているそうだ。犬猫病院の診療は午前中だけなので、ちび助をキャメロンに乗せて連れて行った。うれしいことに、体重がまた微増だった。
帰宅して疲労感に浸っていたら、ワイフがやって来て、即位礼正殿の儀の中継をやっていると言ってテレビをつけた。私は厳かな儀式だろうから、生中継はないと思っていた。それはともかく、東京は今ごろ大雨ではないだろうか。テレビがついたら、正殿の儀は終盤に入っていて、中庭に人影はないものの、雨は降っているようには見えなかった。あとで知ったのは、確かに朝からひどい雨が降っていたが、直前に日が差してきて虹までかかったという。パレードを延期した勇気ある判断に対する天の恵み(と言うより、天からのお詫び)だったに違いない。
その後、やはり疲れていた私は、久しぶりに1時間ほどダウンした。
それでも、連日おこなっている片付けは、今日もしっかりやった。
午後7時から3時間半におよぶ饗宴の儀だった。世界の王侯貴族元首が多数列席されるこのイベントは、通訳の同席を必要としない天皇皇后にとって、最も存在感を示すものだろう。これからの日本人に求められる理想的な姿の一側面である。
いよいよ明日が講義なので、講義用スライドを完成させなければならない。まさか前日の深夜まではかかるまいと思っていたが、とうとう今日まで続き、結局、午前1時過ぎまでかかってしまった。最終チェックは明日の朝になる。やれやれ。
10月23日(水)「ちび助が不調・・・の風さん」
点滴の翌日は、ちび助が元気なのが普通だが、今朝は何となく冴えない。肝心の食欲がさっぱりなのだ。
それでも今日は、私もワイフも11時に出かけるので、その直前、ミルクを飲ませておいた。次は今夜だ。
私は、キャメロンと名鉄と地下鉄を乗り継いで、懐かしの名商大伏見キャンパスへ向かった。卒業してもう6年になる。
3年連続で学部生にキャリアデザイン講義をおこなった。今年は、事務局からの要望で、業界や企業の話、そして講師自身のキャリアに基づく話(私の場合は働く意義について)を入れることになった。それで、講義スライドの準備に手間取ったのだ。
さらに今年は、昨年の反省を踏まえ、タイムスケジュールの正確さを増す工夫もした。
そういった努力がいくらか効果があったのか、学生の受けは上々で、たくさん手をあげて発言してくれた。この感じなら、もっと発言を求めてもよかったと思った。来年また機会が与えられたら、そうしよう。
講義の終盤では声がかれてしまった。やはりしゃべり過ぎだったようだ。
来た時と逆のコースで帰宅した。
ひと足早く帰宅したワイフが、ちび助の不調を訴えた。私たちが出発した後、ミルクを吐いて、その後、キャットフードを食べた気配がないという。
ちび助を見ると、確かに元気がない。いかにも具合が悪そうな表情をしている。目つきも変だ。
これで一気に元気がなくなった私は、その後もちび助の様子をずっと観察し続け、ワイフに提案した。明日は自宅点滴の予定だったが、急患ということで、病院へ連れて行こう、と。
もう何もやる気が起こらず、シャワーを浴び、目覚ましをセットして寝た。
10月24日(木)「ちび助も時計も・・・の風さん」
目覚ましで早起き。ちび助は相変わらず元気がない。
キャメロンがガス欠寸前だったので、先に近所のGSで少し補給し、急いで戻ってちび助を乗せて出発。病院が開くのは9時からで、私は9時過ぎに到着するように出発し、ワイフは9時少し前に電話で診察を頼むという分担作業である。その後、ワイフは用事で出かける。
病院に着いて、受付で聞くと、主治医の10時の診察時間帯に入れてあるとのことだった。ちび助を入れたケージを抱いて、ちび助の様子を見ながら待っていると、到着していた私を主治医が確認して9時半ころ呼んでくれた。
私の説明を聞きながらすぐ診察してくれ、超音波で体内の水分の確認(これは以前から心配していたこと)をし、どうやら腎臓ではなさそうなので、すぐ血液検査になった。看護師が来てちび助を抱きかかえてくれた(採血はなかなか大変なのだ)。
検査結果が出て、呼ばれた。黄疸の症状が出ていた。人間なら皮膚の色や目の色ですぐ分かるのだが、黒猫では分からなかった。主治医の診立ては肝臓に負担がかかっているのではないかとのことだった。いつもの点滴に続けて、注射を2本打った。安静にしながら、栄養も与えなければならないので、やはりミルク(正式名称はカロリーエース、猫用流動食)である。
血液検査の結果では、変な言い方だが、安心した部分もある。腎臓に関する数値が上昇してはいなかったからだ。細かいことを言えば、数値は下がっている。改善していると早とちりしてはいけない。懸命の努力で現状を維持できているということだ。肝臓か何かの疾患で、ちび助が元気がないのは予想外というか、私には悔しいことだった。ちなみに黄疸は病気というより症状だ。
帰宅し、まもなく帰ってきたワイフに報告し、腎臓が悪化したわけではないので、慎重に栄養を与えつつ元気を取り戻させることと、当分はこまめに通院させようと話し合った。
昼食後、ちび助にいつもの半分のミルクを飲ませ、その後私は、寝不足と疲労でダウン。
夕方から蘇って活動を再開した。昨日できなかったルーチンからだ。
今日はもう創造的な作業は無理と判断し、次女の部屋の掛け時計の修理に挑戦した。電池が液漏れして、ムーブメントの電池の端子が腐食して脱落していたやつだ。月初に発注したムーブメントが昨日、中国から郵送で届いていた。わずか200円ほどである。送料や経費を除いた原価は、50円もしないだろう。セイコーが発明したクォーツが、こんな安価な製品として世の中に出回っているとは驚きだ。
ところが、不思議なことに購入したムーブメントは互換性がなかった。軸長は適合したが、シャフト径が0.5ミリ大きいため、時針、分針がはまらないのだ。強引に挿入するのは困難である。とりあえず、元のムーブメントの端子の部分にワッシャーを2枚はさんで導通をとり、復元だけしてみた。秒針がなめらかな動きを見せて、普通のムーブメントでないことが分かった。しかし、数時間後に確認してみると、遅れていた。使えない。原因不明。
ちび助にこまめにミルクをやって様子を見たが、今夜は元気が戻らなかった。
10月25日(金)「気になることは色々あるが・・・の風さん」
天気予報通りに大雨が降っている。午前中、外出予定だったが、やめた。関東から東日本ではまた被害が出そうである。地球温暖化のせいということになっているが(例年よりも海水温が高く、発生した台風が巨大化しやすく、結果として風雨が猛烈になる)、この問題の解決は相当に難しそうだ。
外出をやめたので、ルーチンを処理した後、子どもの部屋の片付けに力を入れた。続けて、ちび助のために、ホットカーペットの準備をした。ただし、これの設置は明日以降になる。
最後に、次女の部屋の掛け時計の新たな修理方法を思い付いたので、挑戦してみた。中国から届いたムーブメントのシャフト径が0.5ミリ大きいので、時針、分針、秒針の穴を大きくしてやろうというアイデアだ。ドライバーと電動ドリルを使った。秒針と分針はうまく行った。しかし、時針は失敗した。ドリルの力で針自体が回転してしまい、その勢いで変形してしまったのだ。また、作業を中断した。新しい針を注文できるかどうかが、今後の課題だ。
夕方から長編小説の修正について、検討を再開した。大きな方針はできているので、具体的にどうしていくかを決めるのだ。これがしっかりできれば、実際の修正は楽にできると思う。
天気は午後から回復し出し、夜にはすっかり正常に戻った。しかし、関東から東日本ではまた大きな被害が発生した。
今日はちび助に4回ミルクを与えた。エサも少しだけ食べてくれた。回復の兆しが見えてきたので、私も何とか自分の作業ができた。ただし、外出できなかった分のリカバリーは、明日だけでは無理だ(ATMやJPの用事があるから)。来週もやることになる。
10月26日(土)「生け花展示を見て反省・・・の風さん」
静かな朝だった。昨日は大雨だけではなく、雨を喜ぶカエルの合掌もにぎやかだった。付近に田んぼはない、池沼もない、小川もない。それでもカエルはいる。家の周囲でよくぴょん吉を見かけるし、裏の土地の草刈りの最中に土色に変色したカエルと遭遇する。どうやって繁殖しているのか分からないが、何年もずっと一緒にいる。共に生態系の一部であり仲間だ(笑)。
今日は時間のできたワイフと一緒にちび助を病院へ連れて行った。いくらか元気が出てきたちび助だが、ミルクだけでキャットフードはほとんど食べていないので、一昨日の過去最低タイの体重からさらに減少していることが心配された。ところが、不思議なことに微増だった。ミルクにもパワーがあるらしい。今後の注意点を医師に聞き、明後日の追加予約をして帰宅した。
昼食後、久々にキャメロンの満タン給油に出かけた。最近はあまり乗らないキャメロンだが、一昨日のように急遽必要になることがある。
続けて、体育館に出かけた。町の文化祭を見学するためだ。ワイフの教室の展示を見て、生徒さんたちの力作に感嘆の声をもらした。ずっと見てきたので、生徒さんたちのレベルがきわめて高くなっていることが分かる。地方の文化レベルの高さは、伝統芸能や芸術だけではなく、新しい分野でも現在進行形で向上しているのだ。
他に常連の展示も必ず見学するのだが、今回は池坊の生け花展示で、指導者の方とも遭遇し、ワイフの教室同様に、着実にレベルを向上させていく努力を知ることができた。正統派の作品のレベルはもとより、これからという子どもたちに、自由な発想で作品を発表させている柔軟さに敬服した。
そして、現在執筆中の作品の中に、生け花が出ているシーンがあるが、専門家の意見を聞いておくだと反省した。
その後、ホームセンターへ足を伸ばし、買い物はせず、すぐに帰宅した。田舎道を走りながら、運転できる幸福を感じた。
執筆の続きは夜だけになった。修正のための設計である。結局、明日いっぱいかかりそうだ。
今日もちび助にミルクを4回与えたが、その合間に、キャットフードも食べるようになってきたので、どうやら回復しつつある。よかった、よかった。
10月27日(日)「蓑虫まで発見・・・の風さん」
月曜日、早起きをしなければならないので、体を慣らすため、ここ数日、ふだんより早起きしている。ふと目が覚めると、寝室の外にちび助の気配。元気なときは「早く起きろ」と言わんばかりに、ドアの外で待っている。爪掻きが始まった。元気な時は(私も)、必死にベッドから飛び出していき、どやしつける(笑)。でも、今は放置。ちび助が元気らしいので、それが嬉しいし、うっかり叱って、階段から転げ落ちたら大変だ。しかし、ワイフが起きれば、私がまだ寝ていても、いなくなるんだけどね(笑)。
書斎のブラインドを上げたら、窓の外に蜘蛛が戻っていた。しぶとい。
午前中はいつもの行動パターンだったが、次女の部屋で、すごいものを発見した。必要があって、掃き出しの窓の動きを確認しようとしたら、ガラスに変なものがついている。外ではなく内側だから、これは変だ。なんと蓑虫なのだ。上部の開いた口から頭が覗いている。なぜこんなところで? 分からない。ワイフに聞いたら、我が家の庭では、今年、蓑虫が大発生しているのだそうだ。全国的には減少していて、県によっては絶滅危惧種扱いされているらしい。そのうち皆蛾になって飛び立つのだろうが、次女の部屋の中にいたのでは、エサがなくて死ぬ恐れが高い。ティッシュでくるんで外へ放り投げた。
午後から、長編小説の修正計画作りの続きをやった。綿密に考えながら作業しているので、なかなか進まない。しかし、重要な作業だ。
晩ご飯の時、ちび助の寒さ対策の相談をした。昨年は恒例の電気座布団の上に寝袋を追加した。寝袋はちょっと入りにくいので、今年はペットハウスと交換してみることにした。私が選んだ品物を良いと言ってくれたので、即発注した。
明日は早起きなので、午前零時に閉店した。長編小説の修正計画を完成させられなかった。残念だ。
10月28日(月)「上部消化器内視鏡検査・・・の風さん」
目覚ましで6時半起床。私には早過ぎる〜けど、仕方ない、2か月前に予約した上部消化器内視鏡検査(胃カメラ)の日だ。病院は遠いけれども、鎮静剤を打ってやってくれるので(キャメロンでは帰りが運転不可だが)、とても楽なのだ。ワイフに送ってもらって、7時49分発の電車に乗った。2回乗り換え、最後は病院のマイクロバスで、到着は9時10分近かった。片道約1時間半といったところか。
ドクター指示検査で予約してあるとはいえ、受付はほとんど初診扱いで、看護師の問診を受け、ドクターの診察と相談の後、これもドクター指示の、大腸内視鏡検査の予約を終えて、ようやく今日の主目的、上部消化器内視鏡検査へ向かった。ここからも何度も経験しているので、スムーズに対応できる。
鎮静剤による睡眠から目が覚めたのは12時半ころで、検査から30分ほどしか経過していなかった。以前は疲労や寝不足で爆睡していたものだったが、こんなに早く蘇るとは……きっとゾンビに近付いているのだろう。結果は大腸検査と合わせ、来月の終わりごろ知ることになる。
往路の逆コースで家路についたが、途中で(乗車駅近くの)、ワイフお勧めのパン屋で生食パンを購入する余裕があった。それでも、帰りも片道約1時間半で帰宅できた。最後は歩いたので、軽い運動にもなった。
いつも家の中の片付けは私がしているが、今日はワイフが頑張っていた。ちび助も元気だ。昨夜ワイフが夜なべして作った寝袋に、器用にもぐり込んでご機嫌だ。何しろ、寝袋の下は電気座布団なので、とても暖かい。
ゆっくりした後、いつもより早めの時刻に、ちび助を病院へ連れて行った。ここ2日間の元気ぶりから、体重増が期待できたが、あまりにも増えていてビックリした。試合前に減量して、体重計測後のボクサーが、久々に飲食した後の体重の増え方に似ていた(大げさな(^_^))。明後日も診察してもらい、もし元気だったら、黄疸の症状はもとより、その原因となっている何かが回復してきたと言えるだろう。
帰宅し、急いでルーチンをこなし、晩ご飯後、メール対応をした。知人に約束している本の書評の準備と、重要な返信の作成だ。この返信は重版になる拙著の修正依頼というか提案である。うれしいことに『トヨタ流品質管理に学ぶ! はじめての変化点管理』(日刊工業新聞社)の増刷が決まったという。ここ数年、品質管理のセミナー講師を何度もしているので、じわじわと拙著が売れ続けていたのだ。初版のとき、あとから図表の間違いを2か所発見した。読者には気付きにくい間違いだが、専門家や観察力のある方なら分かる。逆に言うと、専門書で、それくらいしか間違いがないのは、なかなかないと思う。専門書は、文章だけでなく、図表や数式、写真、イラストが多いため、それらすべてをチェックできるのは著者だけだし、すべての整合をとるのは大変なのだ。
今日は20時間近く起きていたが、途中で、鎮静剤で眠りに落ちたし、帰宅後ソファでうとうとしたので、元気に1日を終えることができた。
10月29日(火)「PCトラブル・・・の風さん」
朝から雨。今日は午前中キャメロンで外出予定だったが、中止。ついでに寝坊した(笑)。
昨日購入した高級生食パンで遅い朝食を摂った。もちろんワイフと一緒で、これはパンのお蔭(笑)。しかし、普通の食パンの4倍近い値段だ。我が家は無理だが、多くの人たちが買って、景気を良くしてほしいものだ。
風呂掃除を簡単にした。来月からは本格的にやることになるだろう。
ルーチンの後、2階の片付けをした。その後、ワイフが昼食にインスタントラーメンを作ってくれた。週末の文化祭展示が乗り越えたので、今日は休養日らしい。
昨日はできなかった片付けの続きをやった。何をやるか前もって考えてあるので、それをこなすだけ。次女の部屋の片付け……と言うか、掃除と片付けが順調に終わった。ただし、今日の分だけ。ワイフに自慢した。その後、宅配がペットハウスを届けてきた。入りにくい寝袋ではなく、立体的な構造だ。ワイフが組み立てて、ちび助の前に置いたら、ワイフが作った寝袋から出て来て、すぐペットハウスに入った! 確かにふかふかの構造だが、警戒心もなく、いきなり入るとは、驚きだ。それを見て、夜なべまでして寝袋を作ったワイフががっかり。
夕方のホットタイム後、知人の本の書評を投稿した。長い文章になってしまった。その後、投稿を知らせるため、知人にメールを書いていたら、執筆マシンがおかしくなった。そうこうしているうちに、晩ご飯の時間になってしまった。
再び、執筆マシンの不調を直そうと、あれこれやったが、だめ。再起動やシャットダウン、システムの復元までやっても、だめ。そのうちワイヤレスキーボードの不調ではないかと気が付いた。Bluetooth接続なので、充電し、いったん削除して再カップリングを試みたが、だめ。キーボードから接続を知らせるランプが点灯しないのだ。試しに、iPadmini用のBluetoothキーボードを執筆マシンに初めて接続してみた。ちゃんと接続できた。ただし、キー配列が違い、記号類が思った通りに入力できないので、とりあえず使うとしても、執筆用には耐えられない。
ここまで来たら、キーボードの故障と判断するしかなかった。急いで新品をネット発注しようと物色したら、欲しいタイプのものが見つかった。ところが、発注しようとすると、在庫切れで週末まで届きそうもない。それは、困る。じゃあ、2日後に届くものを発注するか、明日の午前中に買いに走るか、どうしようかと思いつつ、いまいましい壊れたキーボードを少々乱暴に扱っていたら、再カップリングできた! あれれ? いったい何のトラブルだったのだろうか。
既に、午前1時半である。たまたまあMacBookAirに新しいOS、MacOS Catalina をインストールする必要も生じていたので、今日はここで閉店することにした。ちび助が元気になってホッとしたら、今度は新たなPCトラブルで邪魔される。人生は困難とチャレンジの連続だな。
10月30日(水)「やっと、やっと・・・の風さん」
やっと雨が上がったので、先週からできていなかったキャメロンでの外出。JAへ行き、隣のGSで灯油の配達に聞いて質問した後、JPへ。投函と送金を終えてから、UFJのATMへ。たったそれだけのことを終えて帰宅したが、少し疲れた。
ルーチン後、片付けはほとんどせず、昼食は卵かけご飯とキムチ。
午後の作業に入ったところで、疲労感を覚えたので横になった。ちび助は元気である。ちび助とシンクロしていたのに、私だけ疲れてどうする?
昨夜のPCトラブルがどうなったか不安だったが、キーボードは正常に使えた。これは良かった。
一方、MacBookAirのOSの更新はまだ終わっていなかった。ダウンロードしたファイルをインストールしたら、すぐに更新通知があり、それをダウンロードしてインストールしてから、セキュリティソフトの更新が必要だった。前回うまく行かず、そのままにしてあったが、今回はちゃんと更新できた。この作業は、並行してやったので、本業には影響はない。すべて終了し、元の位置に戻した。執筆マシンが不調の時は、これで作業をやらねばならない。昨夜は、そういう事態になりかけたのだが、OSの更新があったので、すぐ使えなかった。これで大丈夫。しかし、キーボードの予備もあった方がいいのかも。
ホットタイム後、ちび助を病院へ連れて行った。主治医にちび助が元気だと報告した。体重は一昨日より減ったが、そもそも一昨日が増え過ぎていた。今日の数値は妥当なもので、ちび助が元気になってきたことがわかる。これまで通り、点滴と注射を打ってもらったが、とりあえず通院は元の中3日に戻し、自宅点滴を復活させることになった。これで何とか安定してほしい。
帰宅し、やっと長編の修正計画作業に戻れた。
10月31日(木)「明るい話題・・・の風さん」
自然に恵まれた我が家の周辺環境だが、ワイフに言わせると「カラスが多過ぎる」。確かに、鵜の多さに対抗しようとしているのか、カラスの鳴き声を聞かない日はない。あいつも(ゴキのように)黒くなければ、これほど嫌われることはないような気もするが。
ちび助が元気なので、こういう時は仕事仕事(笑)。
朝食は高級生食パンの残りをトーストして食べたが、トーストしても美味い。贅沢だな。
ルーチンを終えたところで、早、お昼だ。ランチは昨夜の残りがワイフの指定だったので、それを食べた。
午後からは、長編の修正計画の作成。第一稿よりも起伏の多い展開にするために、こういった全体を見ながらの計画作りは妙手だ。
夕方、カタログギフトで注文した品物(メンチカツ)が冷凍で届いた。これは長年ためた某コーヒークーポンでゲットしたもので、ディズニーリゾートのパークチケット1枚と同じ価値がある。ということで、かなり期待していたのだが、箱は意外と小さかった(笑)。ご近所の方たちから色々な食べ物をいただき、クーポンやポイントでゲットした食べ物も合わせて、我が家は食いつないでいく。ありがたいことだ。
恒例のホットタイム後、修正計画の作成がラストスパートになった。
晩ご飯のおかずは、これもご近所さんからいただいた冬瓜を使った煮物。同じく知人から送っていただいた鮎の塩焼きもあったが、ちび助が食卓まで出張してきたので、少し分けてやると、むしゃむしゃ食べた。元気なちび助を見ていると、こちらも元気になる。
出版社からメールがあり、小学生を対象にした第35回富山県夏の読書感想文コンクールで、拙著『ひらけ蘭学のとびら』の感想文を書いた6年生が、最高賞の知事賞になったという。自分のアレルギーを見据え、前向きな考え方になっていく過程を書いた感想文で、著者としても大変うれしい。
長編の修正計画ができたので、出版社の編集者へ送った。コメントをもらってから、第一稿の修正作業に入る。
2019年11月はここ
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